2014/4/22 モーション・ブルーヨコハマ

ホームグラウンドでのドルフィーではアットホームなfuseですが、モーション・ブルーヨコハマでは音の響きが異なるためか 少しよそ行きな雰囲気がしました。

ファースト・セットの最後「冒険」は、井上さんのサックスソロから始まり、紅介さんのベースが続きます。いつものドラムソロからの始まりも元気が湧き出てきますが、これも新鮮で良いなと思いました。
「クーナのダンス」から始まったセカンド・セットは、ファースト・セットとは趣きが変わり、ジャジーな演奏で進んでいきます。
アンコールの「ずっと・・・」は、雄大でしっとりとした感じがしました。

演奏を聴きながら ふと青いライトに照らされた壁に目を向けると倉庫として活躍していた時代にタイムスリップして、 木枠で覆われた荷物の間に蹲り、どこからともなく聞こえる音楽に耳を傾けている不思議な感覚を持ちました。
これまで幾度もモーション・ブルーヨコハマには来ていますがこんなことは初めてでした。

fuseの音楽に包まれて身も心もリラックスしていたからでしょうか。

岩崎智子